こんにちは。ひなまつり会の給食の様子をご紹介します。
桃の節句である「ひな祭り」は平安時代から行なわれている行事のひとつです。
子どもたちが病気をせず元気にすくすく育ちますように、という願いが込められています。
菜の花は春の訪れを知らせてくれるこの季節だけの味です。
ちょっぴり苦味があるのが特徴ですが
「全然苦くない!」「苦いけどおいしい!」と、ほとんどの子が食べていました。
先端が黄色いところがお花の部分と聞いてまじまじと見ていたり、
「お花って食べられるの?」と思った子もいたようですよ。
ひしもちと同じ「桃・白・緑」の三色のスポンジケーキを盛り合わせました。
この三色にも意味があり、
桃は「魔除け」、白は「清浄」、緑は「健康や長寿」を表す説と、
桃は「桃の花」、白は「残雪」、緑は「若草」を表している説があります。
雪の下に新芽が芽吹き、桃の花が咲いている春の情景を表しているそうです。
おひなさまに見立てたいちごの飾り切りものせています♡
スポンジケーキが三色あることに気づき、この色は何のお野菜が入っているの?
とクイズがはじまりました。
ピンクは「いちご!!」とすぐに正解した子どもたち。
緑色のお野菜を考えるときは特に白熱!!
ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ、レタス、なのはな、マスカット、メロン、きゅうり…
まだまだ書ききれないくらいたくさん緑色の食べ物が出ましたよ。
その中でも正解はなかなか出ず…
「今日のケーキに入っているのはえだまめです!」
と発表すると、「えーーーっ!!」と、とってもいい反応☆
目をまん丸にして驚いていたかわいい子どもたちでした♡
ケーキを焼く前に、優しい若草色を表現するにはどの野菜がいいかとあれこれ考えていました。
納得のいく美しい色に仕上がり、子供たちも盛り上がってくれてとっても嬉しかったです!
今年度も残りわずかとなりましたが、
毎日の給食の時間を楽しく過ごせるように味付けや盛り付けに配慮し、
子どもたちの「おいしい」がたくさん聞けるよう、心を込めて給食を作っていきたいと思います。